ネット、出版物に氾濫する情報のような厳しさを感じなかった読売新道
逆に、ヤマの大先輩に言われた、『あそこは登ってこそ価値がある』
との言葉が頷ける、素晴らしい道だった
どんどん迫ってくる大きな大きな赤牛岳、左右に並ぶ薬師、烏帽子、野口五郎
あのシーンは忘れられないだろう
二日間続いた雨で断念し、そぼ降る雨の雲ノ平から恨めしく見上げ
高天ヶ原から雨上がりの青空に浮かぶ姿に涙したピーク
あの水晶岳にやっと立った
それも、読売新道からだ
赤牛岳の昼寝、ハイマツに消えた熊の黒い背中、硫黄岳から槍の姿、連日の青空
高瀬ダムへの帰り道、流れる高瀬川と蒼い空を見上げながら
静かに、静かに広がって行く三日間の山行の余韻に酔った
山 |
北アルプス：赤牛岳－水晶岳－南真砂岳 |
山行きの日 |
2010年07月17日(土）－07月19日(月) |
目的 |
読売新道登る、竹村新道下る |
コース |
①黒部ダム(06:50)－平ノ小屋(09:40)－奥黒部ヒュッテ(12:45) ②奥黒部ヒュッテ(05:00)－赤牛岳(11:30)－水晶岳(14:50)－水晶小屋(15:30) ③水晶小屋(04:20)－南真砂岳(05:55)－湯俣岳(07:50)－晴嵐荘(09:30) 晴嵐荘(09:50)－高瀬ダム(12:00)－タクシー利用（\8,000-）－扇沢(12:25) |
メンバー |
単独 |