想像通りの大混雑の山荘前、すぐにでも座り込んでプシュッとやりたいのだが

そうは行かない、この穂高山荘もテン場は少ないのだ

早速小屋で手続きを終えると涸沢岳に向かって少し登ったところにある１張スペースを確保

ドームツェルトをサクッと設営するとビアで乾杯、前穂を目の前に優雅なひととき

山荘前広場では、次から次へとやってくる登山者でどんどん溢れかえる

それも団体さん、パーティがほとんどだ

広場で整理体操を始めた団体さんは、聞くとところによると４０名！

その集団が、リーダーの指示で整理体操なんて始めたものだから大混乱だ

そんな喧騒を横目に、テン泊で良かったぁ、と前穂高を望みながらのディナー

最近ゲットした16ｃｍのミニフライパンでステーキを焼いてると

登山道を通る人たちが次々に声を掛けてくる

いい匂いですね〜　ウマそうだなぁ・・・

前穂を望みながら、と場所は、いいのだがすぐ上を人が歩くのは落ち着かないものだ

ディナーも終わり、角瓶をちびりちびりと飲ってると山荘からなにやらアナウンス

そして山荘前に人が多く集まってる様子

どうやらキャンドアワーのようだ、涸沢周辺の山小屋全てが発電機を止めてのキャンドルイベント

穂高山荘では広場から奥穂高への取り付き辺りまで氷に浮かべたキャンドルが揺れている

そんなロマンティックなひと時も単独オヤジには関係なく就寝

なんだろな、この暑さ！なんとシュラフが邪魔なのだ、あと二日で9月だぞ？

生暖かい風に煽られながら寝苦しい一夜が空けると

さぁ、いよいよだ