−　The Last Day　２０１０．０７．１９ −

小さな小屋は１５０％くらいの混み具合か？ほとんどの人は布団１枚に２名のようだ

私は、グループ間に挟まれた状態だったが、ラッキーなことに最終の調整で階段の脇に

独り分のスペースを確保してくれた、が、部屋は暑すぎて寝苦しい一夜となる

03時30分にアラームで起き出し、土間で簡単な朝食を採る

小屋の朝は早く、申し合わせていたかのように04時出発の人が多く

そのグループと離れるために、出発は04時20分とした

まだ薄暗い小屋前のガレたトレイルを降りきると、そこから鎖を使う岩場の連続

岩場を越えると奥黒部ヒュッテ前に流れ落ちる東沢の源頭である東沢乗腰

あの沢を詰めて行くとここまで来るんだ

東沢乗腰を登りきると槍と富士山が並んで赤く染まり始めていた

そのシーンに立ち止まっている間に、真砂岳から朝陽が顔を出していた

3連休の最終日、高速道路の渋滞を思うと少しでもペースを上げなければ

と、思う反面、この素晴らしい朝の空気と展望に立ち止まってしまう

間隔をあけて歩き始めたのに、ご夫婦一組を抜き

雪渓でも３名の若者グループを抜いて進む

確かあと二組ほどいたっけ？

今日は朝から調子がいいし、全部抜いてやれ！